メタ坊■ふう■のチャンネル（仮

日明や猪木は自分を俯瞰する能力に長けていますよね。
高い位置から自分を見ることができるので、見なくていいものまで見てしまう。
だから敵も作ってしまう。

そして「右腕」となるべき人も去っていく。
だが、けっして「暴君」だからではないのです。
同じ場所に立っていても、目の前で話をしていても、微妙な「次元のズレ」を感じる。
横に居ても、前に居てもそれは同じ場所には居ない。
それを感じた人は去って行き、感じない者は彼らにすがって生きて行く。

「知」と「力」と「報われざる深慮」がこの二人を、あるときは「単純」とカリカチュアされ、またあるときは「複雑」だと言うことでスポイルされる。

浮き沈みの激しいこの世界でけっして沈まない、かと言って飛び出すことも無い。
潜行しながら絶えず俯瞰しつづけている。
戦いの神アレスの子孫たちは今も俯瞰しつづけているのです。

日明さんが、今、どんな本を読んでいるのかが気になります。

とりあえず、あの「兄弟」と｢父親」を弟子入りさせたほうが･･･(笑）